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2013年08月01日
広告会場撮影の今昔は?
 確か2003年頃かな、神戸にTHE HOUSE OF PACIFICという楽しい会場がありました。今はORIENTAL HOTELの17Fになっていますが、その当時K.Fという1人の女性とよく撮影をジョイントしていました。ある意味、ブライダル広告の旧時代の終わりという感じがあった時です。
 その会場はやや天井高が低く、会場の中に数本の柱が存在し凄く素晴らしい景色なのに写真ではなかなかその良さを描き出せず大変苦労した会場です。その頃4x5のポジフイルムでの撮影だったので、複雑なLightingと、シビアな計算の元に更に難しくなっていたことを記憶しています。そんなある日、撮影に行き、その女性とどんな撮影にするのかを話していました。
 こちらも悩む会場だったこともあり、うーん、、となっていた時、「私、高砂から撮ってみたいんだよね、。うーん、花がドバッと。
  あれから、もう10年以上経ちます。今やブライダル情報誌には高砂越しの写真で溢れ返っています。その後京都の鴨川添いの会場で高砂越しの写真は完成型となりました。今まだスタンダードでもあるこの形は実は神戸のPDSさんの会場から生まれています。撮った本人が言っているので間違いはありません。彼女の英断は凄かったと今にしてなお、感嘆しています。
  さて、今です。当然スタンダード化はしていないですが、最近素晴らしい決断をしてくれた方がいます。私のこういうのがやってみたい!っていう希望を、やりましょう!面白そうです!と快諾し、メイク、衣装、シャンパン等を用意して撮影に臨んで下さいました。
面白く、長くなりそうなのでこの続きは次回に!