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2013年10月08日
広告撮影で出会う人達 Part 2
 もう有り得なく、とんでもない人達がひしめき合うこの業界で、あべまりこという凄い女性がいます。地球が滅びる時、生き残りの何百名を前にして生き抜く意志を岩の上から演説している女性を想像して頂ければそれが彼女です。
 自分をコントロールする力、絶え間ない勉強、第三者的分析力、カリスマ性、本質を見抜く直感、それらを束ねる頭の回転の速さ。見事としか表現しようがない完成度の高さ。
 去年、彼女からのオーダーで軽井沢に行きました。基本はコンサルティングの仕事ですが、彼女の言葉によりみるみる開眼して行く従業員の方々と研究された上で成立するコーディネート、自分の頭の中で作られているイメージの明確さ、さらに私の会社のスタッフのモチベートまでやってのける有り様でまだまだ伸びて行く凄さに驚いたことを思い出します。
 今回の話のコアはここにあります。
 発展途上であること。あるラインまでいったと自分で自分に評価を下せば過去の自分の経歴、財産で緩やかに下降しながら生きていくしかなくなります。このブライダルに関わる業界はたった13年で大変貌をしています。これから10年でどれだけ変貌しますか?私は社内の若いカメラマンに聞きます。10年後どうなっていたい?
 分からない未来を目標に今の生き方を見つけていくしかやり方はありません。その時第一線で活躍している自分を目標にするなら、10年努力を続けなければその時は来ません。
 余談ですが、 彼女を見ていて笑顔にならない人はいないでしょう。何故ならこの世の終わりの後、人が生きているとしたらその人はあべまりこだからです。
 私はそこまで何かをやることは不可能ですが、昨日よりも今日、何か一つ学んでいたいと思います。


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