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2014年07月21日
Play Golf! 私の趣味
 ゴルフを趣味にしている方は多い。私も例外でなく大好きな趣味である。仕事もゴルフもたくさんやりたい。私がゴルフを始めた時坂田信広という人の本をよく読んでいた。京大を中退して二十歳を越えてから研修生、そしてプロになった方で現在は坂田塾を身銭をはたいて運営、次世代のゴルファーを育成している方である。考え方が四次元的で結果を予測して今を決めている。また、物言いも難解で理論的であり、合理的。もっと若ければ指導してもらいたかったとも思う。
 
 その人のスイング理論にショートスイングというものがある。両腕が地面と平行になる時クラブと腕は120°。バックスイングとフォロースルーでその位置からその位置までで練習をする。ショートスイングというのはそれなのだがそこからの話が深い。球は強く打ってくれ、と言っているという。この二つを続けていれば自分に合ったトップ位置に変わっていくという話。
 
 私はここに凄い興味を持った記憶がある。無理をしない基本を目一杯の力で繰り返していれば限界が変わる、という解釈だった。様々なケースがある。スローシャッター。長時間の撮影。データ処理の速さ。和装の振り付け。なんでもいい。一生懸命に基本を繰り返すことによって自分の限界が変わる。
 
 デジカメに変わってから浅くなったと思っている。制約が先進的な技術が搭載されることにより取り外され、1枚に賭ける気持ちに凄さがなくなったと思っている。増感によるブレの軽減、トリミングの自由度、結果に不安だったフィルム現像の時間、露出や露出による白飛びやつぶれも素人があっさりクリア出来るようになっている。基本は何処に行ったのだろうか。
 
 私は先の世界で差が生まれると信じて疑わない。どんな技術もそれを使うのは人である。努力をしない人の結果がいいと言われたとしても私にはそう思えない。この世界で一線で活躍する時間が何歳まで持つのか。
 
 基本は誰でもやり続けることが辛い。分かりやすいものに飛びつきたくもなる。でも私はスローシャッターを練習する。見る努力、悩む時間も止めない。
ゴルフ仲間がたくさんいていろんな人とラウンドするがみんな何時間もゴルフの話で盛り上がる。好きであること。
どんな辛いことも好きであれば辛さというものは存在しません。楽しみながら努力を続けていこうと思います。